ADHDの私がバレットジャーナル手帳を始めてみました

最近、バレットジャーナルが流行りつつあるようです。

バレットジャーナル(bullet journal)とは、発達障害の当事者が自分のために開発した手帳術。

開発者のRyder Carrollさんは、注意力散漫で集中が長続きしません。アイディアも一瞬で消えてしまいます。

そこで、秒速で書いて忘れることができ、しかも間違っても平気というバレットジャーナルが生まれたのです。この手帳に記入する方法はラピッドロギング(Rapid Logging)と呼ばれています。「一瞬で書く」という意味です。

バレットジャーナルは注意散漫な人にこそ真価を発揮できるADHDのための手帳術です。

一般の方に流行している昨今、ADHDのこの私がみすみす見過ごす訳にはいきません。

年末を機に始めてみることにしましたので、手順をご紹介したいと思います。

用意するもの

一冊のノートとペン。

バレットジャーナルを始めるには、これだけあればオッケーです。

今回はカクリエを使いました。
手にすっぽり収まる縦長サイズで使いやすいんですよね。

カクリエについてはこのページの末尾へどうぞ。

バレットジャーナルの作り方

1 インデックスを書こう

「インデックス」とは目次のことです。

普通の手帳では、初めからマンスリーやデイリーのページが用意されて構成が決まっていますが、これに対してバレットジャーナルでは白紙のノートを使います。

つまり、構成はあなた次第。

手帳の中身を目次で管理する必要があるのです。

こんな感じになりました。

日数が経つにつれて、マンスリーやデイリーのページを書き足していきます(後で説明しますね)から、手帳の項目は増えていきます。

これに伴ってインデックス(目次)のページも書き足していくことになります。

 

今回は、インデックス用に5ページを設けることにしました。

書いたら右下にページ数を打ちます。


これはマストです。

bullet journalでは全ての項目をインデックスに反映させます。インデックスから瞬時に目的の項目にアクセスするためにページ数が必須だからです。

5ページまでページ数を打ったら、早速「インデックス」(目次)に反映させましょう。

「インデックス 1-5」と書きました。

フューチャーログを書く

フューチャーログ。Future Log.未来記録。未来日記。

呼び方は様々ですが、要は数ヶ月のうちにやりたいこと、達成したいことを書き溜めておくページです。

中長期目標の管理に使えるのかな。

一ヶ月のために数行を確保して横線を引きます。その下に次の月を書きます。

下にページ数も記入してくださいね。

フューチャーログのページができたらインデックスに反映させましょう。

「フューチャーログ 6-8」と書いた後で気が変わって、予備のページを1ページ設けることにしました。

「フューチャーログ 6-8『,9』」と書き足しました。

 

このように、一つの項目に後から修正を加えたり書き足したりすることがとても簡単です。

書き間違え、書き足し、修正をしてばかりの人間に向いています。

Ryderも書き間違えてばっかりでこういう仕組みにしたんだろうなと勝手に身近に感じてしまいます。

マンスリーログを書く(まずは当面の一ヶ月分を)

つぎはマンスリーログ。月間ページです。

見開き両ページを使います。
まずは左ページの縦一列に日付と曜日を書きます。


わかりにくいので日曜日に赤線を入れてみました。

右ページにはその月専用のタスクリストページを用意します。空白のままなので写真は省略します。

タスクリストは足りなくなるかもしれませんが、(フューチャーログと違って)1ページだけとしました。

不足すれば10ページくらい使うでしょうが、そうでなければ(タスクリストを活用できなければ)1ページで収まりそうです。使うかわからない10ページを確保するのはもったいないです。

それに、不足すれば、さっき(フューチャーログ)のように後からインデックスに書き足せばいいだけだからです。

この気軽さ、失敗しても別にいい、というお手軽さがとてもよいです。

考えずにとにかく「書く」ことに専念させてくれます。

なお、タスクリストの書き方には独自のルールがあります。次の項目「キー」で説明しますね。

キー

キー。key。鍵。

タスクを記入するときには、箇条書きにします。

その箇条書きの頭にマークをつけます。

そのマークのルールを忘れないように書いておくページが「キー」です。

 

このようなページになりました。

マークのルール

皆さんそれぞれ使い易いアイコンを自由に使っているようです。

ここでは公式で推奨されているものを書きましたのでご参照ください。

 
・ タスク 
普通のタスクは「・」で表します。

× 完了タスク 

そのタスクが終わったときには、「・」の上からバッテンをつけます。

> 繰り越し済タスク 
タスクがタスクリストの月に終わらなかったときには、一ヶ月が終わり翌月分のマンスリーページを書くときに、翌月分に書き写します。古い月のタスクリストには「・」の上から「>」をつけます。

< 予定表に転記済タスク 
やるべき日時が明らかなタスクや、この日にやる!と決めたタスクは、タスクリストから消してマンスリーログに転記します。タスクリストでは「・」の上から「>」を書きます。

後の二つはタスクリストではなく、これからご説明する「デイリーログ」で使うマークです。
○ イベント 

その日に予定されているイベントは、「・」ではなくてマルをつけます。

- メモ・アイディア
その日に思いついたこと、書き残しておきたいことやメモは、「・」ではなくてダッシュで表します。

以上が基本的なマークの付け方です。
各項目を更に強調したいときには、以下のマークを重ねづけします。

* 重要
! 緊急 

「重要か/緊急か」で4分類する有名な考え方があります。

「緊急ではないが重要なタスク」はどうしても先延ばしになってしまいます。これに注目せよという教えです。この分類も、バレットジャーナルで対応できるというわけです。
参考>>>「時間割生活で優先順位の高いタスクからやっつけよう、という話

以上がマークの一般的なルールでした。

こんな感じで、ルールを忘れないように「キー」ページを作ってみました。

ページをつけて、インデックスにも転記します。

デイリーページ

日々の出来事を記すページです。

私はめんどくさがりなので、デイリーページは作りません。

毎日ちまちまと日付を書き足すなんてできないと思ったからです。マメな方は頑張ってください。

その代わり、日付の入った薄いウィークリー手帳を買いました。

 

ナカバヤシのLogical。800円となかなかお手頃です。
薄いし、180度きれいに開くのが気に入りました。

こんな感じで「キ-」のアイコンを使って日々の出来事を書いてみます。

bullet journal にオススメのノート

カクリエ

今回bullet journalに使ったのはカクリエというノートです。

特徴はそのサイズ。A4サイズを三つ折りにした縦長のフォルムが独特です。

手帳にありがちなB5ノートだとA4サイズを持ち歩きづらいですが、カクリエはA4用紙を折れば収まります。

末尾にポケットが付いているのも地味にポイント高い。

マイナンバー通知カードがぴったり。

パスポートもぴったり。

 

かわいいなあ。

こちらはビジネスにも使えそう。

参考

「ちいさなくふうとノート術」は著者のmarieさんがノート・メモの取り方を編み出すまでの試行錯誤が描かれています。
kindle版のみです。kindle unlimitedに加入すると無料(読み放題の対象)になります。

同じ著者でこちらは紙の本もあります。

ADHDの過集中を活かす手帳術。全情報を一元管理するバレットジャーナルとは | ADHDと活きていく。
来年にむけて手帳を探しています。 今年はiphoneとgoogleカレンダーのデジタル100%でやってみましたが、やっぱり紙に書き付ける動作が恋しく、来年は紙の手帳に戻すつもりです。 興味を惹かれているのが"Bullet Journal"バレットジャーナル。 訳すと「弾丸ノート」という感じでしょうか。弾丸のように一瞬で...

コメント

  1. […] バレットジャーナル、て手帳術があって、最近は暇な主婦のかわいい手帳作りみたいになってるけど、本質はADHDの人がやることをノートで落とし込む http://adhdblog.info/2017/12/26/bulletjournal2/ […]

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