はあちゅう の告発に思う、セクハラおやじは体育会文化が生んだ猿である


先週のはあちゅうさんのセクハラ告発、インパクトありましたね。

後ろ盾がないフリーランスの身で、電通を敵に回すことを覚悟しての行動。広告収入が多いでしょうから、電通関連の仕事がなくなることはとても怖いはずです。それでもだまっていられないという思いがあったのでしょうね。

これは氷山の一角で、同じような話はたくさんあるはず。

セクハラといっていいのかわかりませんが、男性から(ときには女性から)の性的なからかいやちょっかいは自分でも経験あるし、友人からも当たり前に聞きます。

セクハラとパワハラの根は同じ

セクハラをする人はパワハラもします。

モラルハラスメントの傾向がある人です。

どうしてモラハラ気質になるのか、私が観察したところ、大きく分けて3つのパターンがあります。

パターン1 承認欲求が満たされない人

社会でうまく行かない鬱憤を、下の立場にぶつけることで解消しようとする。

単なる小心者なのだが、ストレス解消に使われる方はたまったものではない。

パターン2 上下関係を勘違いしている人

格下相手には何をやっても許されると勘違いしている人。

上下関係を絶対視し、序列の中でしか生きられない猿である。人の価値は多様で数値化することはできないのだが、それを理解する能力はない。

背景には、体育会などで絶対的な上下関係を経験し、先輩や上司の理不尽なしごきという名のパワハラ・いじめに耐えてきた経験がある。

当初はパワハラ・いじめに憤りを持つこともあるが、その構造を変えることができないという諦めに至ると同時にパワハラ文化を受け入れ、次第に「あれだけのしごきに耐えた」ことを誇りに感じるようになる。

それは単なる反動形成なのだが、本人は自己欺瞞に気づいていない。

先輩や上司のパワハラ文化を受け入れその一翼を担うことで内面化された先輩や上司に認められたいというのが内面的なカラクリである。

立場が下の者は苦しんで当然だと思い込みハラスメントを正当化する。口癖は「最近の若いやつは苦労を知らない」。

なお派生系として、パワハラ文化を受け入れられなかったパターンではうつ病に至る。

ちょっと脱線しますが 結局、パワハラ文化が悪ですね。染まれれば加害者になり、染まれなければ被害者になる。脱線おわり。

パターン3 性欲ゴリラ

調子に乗った精力的なゴリラ。

「俺って有能、何でもできんじゃね?女はみんな俺に惚れるんじゃね?」とか本気で勘違いしている頭のつくりがおめでたいパターンと、立場の違いを利用する確信犯のパターンがある。

はあちゅう加害の岸はこのゴリラタイプだろうか。

複合型

多くの場合、ハラスメント加害者はパターン1から3を併せ持っている。

発達傾向のある人は被害に遭いやすいようです。それは別記事にしたいと思います。

参考資料

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