こんなツイートが流れてきた。
私たちの(脳の)気力ゲージは決断の度に消費されるそうなので、自分なりの解釈を対比イメージ化してみました。即断即決、即実行を心がけてみて、まず効果が出たのは家の中が突然キレイになったことでした。 pic.twitter.com/8sSnE2zbDo
— 漫画素材工房/ プロフ必読/Check Bio 支援者様VIPアカウント始めました (@Manga_Materials) January 3, 2017
記憶が呼び覚まされた。確かにそうだ。深く共感する。同じことを考えていた。
朝起きたときから、いや、起きる直前のうっすらした意識で考えている。
今日はこんな面倒なことがある、起きたくない、起きなくて済む方法はないかと、頭を働かせている。
今日の苦しみを考えてうんざりしてしまって、気力を削ぐ思考をしてる。
考えなければいい。
まだ起きていない面倒なことなんて考えなければいい。
子どもが注射を嫌がって、医者に行きたがらないようなもんだ。
痛みは一瞬しかないのに、「痛みを考える」という苦しみを、自分でもてあそんで長々と味わっている。
自傷行為みたいなものだ。
仏教のこんな話を思い出す。
毒矢に当たって苦しんでいる人に会った。驚き毒矢を抜こうとすると、その人は言った。
「私に毒矢を射たのはどんな人間か。背は高かったか低かったか。男か女か、色は白かったか黒かったか、バラモンか奴隷か。」
しかし、そのようなことを気にしているうちに、毒が回って死んでしまった。
考えることは救いにならない。
毒矢を抜けばいいだけなんだ。
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