〔本〕「採用基準」伊賀泰代

ちきりんの正体と言われている伊賀さんの本。

世界のスピード感をもって勝負している人の思考を知りたくて読んでみました。よかった。

 

心に残った点

世界中の若者がアメリカに集まる理由

アメリカ人にとってのメリットがある。
自国しか見ないアメリカ人を世界の文化になじませて、お客様・交渉相手・競争相手として渡り合う力を育てることができる。
そのためにアメリカは世界から人を集めて、アメリカ国内をグローバル化している。

 

日本人が理解できない「リーダーシップを全員に求める」意味とは

リーダーとは決裁権を持つ者ではない。
自分で決め、決断の理由を説明し、リスクをとる者のこと。

全員が「チームを率いる」意識を持っているチームと、そうでないチーム(一人のリーダーと多数の指示待ち)を比べると、全員がリーダーのチームの方が生産性が高い。

 

日本の組織は新卒を使えない人間にする

目上の人への礼儀をたたき込む。問答無用でたたき込む。間違っていても意見してはならない。意見するなら根回しをして上司の顔を立てる表現を練って周到に準備した上でなければ許されない。
それは、「上司の意見を聞かない」というマッキンゼーでは当たり前の振る舞いができなくなることである。
意見し、説明責任を果たし、リスクを負う。
それがリーダーシップをとるということ。

日本人が日本の組織文化のままで世界に出て行って戦おうとしてもダメだ。
そこには大きなカルチャーギャップがある。

萎縮せず、リスクを負って一人で戦う世界。魅力的です。

 

平均的な優等生は必要とされない

優等生は、平時では高いパフォーマンスを発揮する。
しかし、緊急事態・前例のない事態・危機的な状況に対しては弱い。
突出した能力をもっている「スパイク型人間」こそ必要。

これこそ発達障害の人間の役割ではないですか。
ただし、スパイク型人間は、短所を補うためにチームで働く必要がある、とのこと。
これも頷けます。

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