ADHDの過集中を活かす手帳術。全情報を一元管理するバレットジャーナルとは


来年にむけて手帳を探しています。
今年はiphoneとgoogleカレンダーのデジタル100%でやってみましたが、やっぱり紙に書き付ける動作が恋しく、来年は紙の手帳に戻すつもりです。

興味を惹かれているのが”Bullet Journal”バレットジャーナル
訳すと「弾丸ノート」という感じでしょうか。弾丸のように一瞬で書き付けるというイメージです。

バレットジャーナルの特徴

情報の一元管理

紙のノートに、ToDoリスト、スケジューラ、備忘録や日記をすべて書き入れて、一気に整理するというものです。

発達障害当事者が開発

バレットジャーナルを開発したのは、発達障害当事者なのだそうです。

bullet journalの開発者ライダーさんのインタビュー。

”I had a learning disability that did not allow me to focus very well. ”
(訳)僕には学習障害があって、きちんと集中できなかったんだ。
”I had short bursts of very intense focus, so I had to figure out a way to capture things very quickly.”
(訳)ぼくの集中力はほんの一瞬しか保たないんだ。だから、ものごとは瞬間的に終わらせなくちゃいけない。
出典How Ryder Carroll Designed Bullet Journal | Evernote Blog

発達障害の、短くて激しい過集中を活かす手帳術のようです。
私のための手帳術かもしれない…。

バレットジャーナルの手に入れ方

一冊のノートとペンがあれば手に入ります。つまり、全部手書きなのです!

バレットジャーナルの書き方はこちらの動画が参考になります。


https://www.youtube.com/watch?v=fm15cmYU0IM

目次

月間ページ:1月は○頁から、2月は△頁から…と、毎月始めに目次の項目と頁数を書き足していきます。

その他「Book Review」、「TODOリスト」など、途中で思いついたものをどんどん目次の項目に付け足してどんどん書いていく。
このあたりの自由度に惹かれます。

ADHDというやつは、いつも思いついてばかりいて、思いついたことをとっちらかして見失ってしまうもの。アイディアを一つのツールにまとめる発想は、非常に相性がいいはずです。

マンスリーのページ

見開きの左ページに、上から1,2,3,4,5・・・31、と日付を振ります。
見開きの右ページには、その月のタスクを書き込んでいきます。

デイリーのページ

ページの左上に日付を書いて、その日に思ったこと・やること・やったことをどんどん書き出していきます。
次の日が来たら次のページに移り、同じことをします。
一日経つたびにページを書き足していくのです。これなら、その日に何枚のページを消費してもいいので、手帳にたくさんメモする日も安心です。

まとめ

余計な情報を一切そぎ落とした、シンプルの極みともいうべきバレットジャーナル手帳術。
発達障害の当事者が開発したというだけあって、我々のような特性との相性はよさそうに思えます。どうでしょうか。

バレットジャーナルにおすすめのノート

モレスキン

Leuchtturm1917

こちらはピンク。

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