何もやることがないとき、どのように過ごしていますか。私はだらだらしてしまいます。
そのダラダラが私を殺す
何もやることがないときの時間の使い方で、人生が決まるのではないかと思うのです。
例えば、朝起きて特にやることがないので、昼までゲームをしてしまった人がいるとします。
だけどこの人は、いつか英語が話せるようになりたいし、同僚のプレゼンのうまさに憧れているし、近所の新しいレストランにも行きたいなどと思っていたりします。つまり、やりたいことや、やった方がいいことはたくさんあるのです。空き時間を見つけて、英語の勉強をしたり、プレゼンの練習をしたり、いつか行こうと思っているレストランに行く人と行かない人とでは、十年もすれば経験値の差が積み重なり全く違った結果になるはずです。
それなのになぜ、「今は何もやることがない」と感じてしまうのでしょうか?
人生ではいろいろなことが起こります。
・緊急かつ重要 すぐにやるべきタスク
・緊急ではないが重要 やりたいけどすぐにやらなくてよい目標
・緊急だが重要ではない すぐにやらなければならない雑事、家事
・緊急でも重要でもない 時間の浪費
「何もすることがない」と感じるのは、「緊急」のタスクが無いときです。
すぐに取りかかるべき差し迫ったタスクがないとき、「今やることがない」と勘違いしてしまいやすいのだと思います。
このとき私たちの行動は、目標(緊急ではないが重要)にとりかかるか、ゲームやテレビ(緊急でも重要でもない)でだらだらしてしまうかのどちらかです。この分かれ道で、緊急ではないが重要なタスクにとりかかれるようになりたい!
時間割を導入したい
そのためにいいなと思うのが、時間割生活というアイディアです。
時間割生活とは
小学校のように一週間のスケジュールをあらかじめ決めてしまい、目標(緊急ではないが重要)なタスクもあらかじめ予定表に組み込んでしまうのです。そうすると、長期的に達成したい目標に取り組む時間をあらかじめ確保できます。
例えばこんな感じ。
月曜午後9時~10時 洗濯と掃除(緊急だが重要ではない)
水曜午後9時~10時 洗濯と掃除(緊急だが重要ではない)
金曜午後10時~11時 オンライン英会話(緊急ではないが重要)
日曜午前9時~11時 ジョギング(緊急ではないが重要)
日曜午前11時~12時 洗濯と掃除(緊急だが重要ではない)
時間割のメリット
思い返せば小学生の頃は今と比べて一日が充実していました。朝8時から勉強して、休み時間はめいっぱい遊び、下校したら駄菓子やに寄って友達の家に行く。休み時間なんてほんの15分しかないのに、靴を履き替えて校庭に出てドッジボールをして、手を洗ってまた靴を履き替えて教室に戻って。
短い時間をフルに使っていました時間割に従ってやることが決まっており、〆切が設定されていたおかげで、全ての行動に全力で取り組めたのではないでしょうか。
時間は「必ず」足りなくなる。必ずだ。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」
パーキンソンの法則というそうです。
小学生が時間を有効活用できるのも、時間割があるからです。
休み時間はここまで と決まっているからこそ、有効に使えるのです。
まとめ
「いつかやりたいこと」には、きっかけがないといつまでも着手できません。
「やらねばならないこと」は、際限なく時間がかかってしまいます。
逆説的ですが、枠組みを設定することで、できることを増やせるような気がします。
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