「この世界の片隅に」は後世に残る名作だった

原作者のこうの史代さんの漫画、いつか読んでみたいとチェックしており、映画化されたというので行ってみました。

あまり期待しないで観ましたがとてもよかった。これほど映画に圧倒されたことはありません。

平日昼間の映画館は半分くらいしか埋まっていませんでした。映画が終わって、誰も一言も喋らず、今観たものの意味を捉えようと頭の中で反芻しているかのように、静かに席を離れていきました。

戦争を描いた映画ではありません。

どんなときでも人は生活していて、戦争は、徐々に存在感を増していく生活の背景でした。

家族が死んだ日にも、生きている自分は当たり前にお腹を減らしてご飯を食べます。

家族が死んだ日にも「もうすぐお豆腐の配給がくる」という言葉を発するリアルさ。日常の中にちょっとずつ入り込んでくる戦争の恐ろしさ。

楽しく美しい映画でした。

2018.1.12追記
DVD・ブルーレイが出ました。

原作漫画は売り切れており、3件目でようやく手に入った。

映画は忠実に漫画を再現しているけど、映画でカットされていたエピソードが結構あって、

漫画を読んでみると、周作さんのキャラ像がちょっと変わる。

あのエピソードを踏まえてラストをみると、いっそう二人の関係がじんわりときます。

海外の方にも多く観てもらえますように。

 

The famous author Fumiyo Kohno writes about a life in Hiroshima 1945.

Most beautiful, sad and cheerful movie. So astonishing.

I have never been so overwhelmed by a movie.

After watching this, light lit, yet all quiet and no one speaks up in the theater. It was like everyone was trying to figure out what they saw right now.

That is because it WAS about war and nuclear bomb, but it was NOT.

 

There is always a life.

War is something sneaking in our daily lives.

Even in a most dreadful historical event, there are human lives in every corner of this world.

Even in the day that the dearest person dies, we become hungry and eat.

 

This is a movie of life. Most beautiful one.

 

The original manga was sold out in book stores, so it took time to get ones.

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I hope it gets popular amongest world.[:]

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