もうすぐお正月。帰省するつもりだけど、何事も締め切り直前の私は、もちろん航空券の予約はまだ。
いつものLCCを検索してみると、とっても高い!ANA・JALの正規料金と変わらない運賃でした。
そこで、今年は時間もあるし、青春18切符を使ってみようかと思っています。
青春18切符とは
春・夏・冬の長期休みに、JRが販売している格安切符の一種です。
11,850円で、JR在来線に5日間乗り放題。
あるいは5人グループが1日で使うこともできます。
勘違いされがちですが、年齢制限はありません。18歳でなくても使えます。
使える路線
全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、及びJR西日本宮島フェリーが乗り降り自由です。道南いさりび鉄道線、青い森鉄道線(※1)、IGRいわて銀河鉄道線、北越急行線、しなの鉄道線、えちごトキめき鉄道線、あいの風とやま鉄道線(※2)、IRいしかわ鉄道線(※3)、伊勢鉄道線、京都丹後鉄道線、智頭急行線、土佐くろしお鉄道線及び肥薩おれんじ鉄道線など、JR線と直通運転している路線ならびにJRバスはご利用になれません。別途、ご利用になる区間に有効な乗車券類が必要です。
どこまで行ける?
基本的に在来線しか使えませんから、長い時間がかかります。
一昔前は分厚い時刻表を片手に乗り込んでいる方がたくさんおり、「お、18キッパーか」と仲間意識を持ったものです。
今は18切符専用の検索窓があるジョルダンの乗り換え案内を使っています。
大晦日の紅白歌合戦までに帰るとすると、何時に東京駅を出ればいいか、各地調べてみました。こんな感じ。
例1 東京~青森
12月30日16:40東京駅発→8回乗り換えて12月31日15:05青森駅到着。
新潟県の新発田(しばた)で一泊します。
総距離792キロメートル。まともに乗ったら10800円します。
例2 東京~福岡(小倉)
12月30日15:18東京駅発→12回乗り換えて12月31日17:12小倉駅到着。
滋賀県南草津で夜を越します。
総距離1174キロメートル。まともにのったら13970円。
これがどれだけ得かというと、
18切符は、一日あたり2370円。
片道2日の旅なので、片道料金は11850円÷5×2日≒4740円。
間違いなく最安でしょう。
乗車中に真夜中を越える場合
「0時を超えて最初に停車する駅まで有効」だそうです。終電までではないことに注意が必要です。
使える期間
JRのサイトによれば、今年は次のとおりでした。
発売期間:平成28年12月1日(木)~平成28年12月31日(土)
利用期間:平成28年12月10日(土)~平成29年1月10日(火)
年越し帰省にばっちり使えます。
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